マネープラン作成ステップ➀~現在の資産状況を把握する~

マネープラン作成手順

この記事では、マネープランの作成ステップ➀を解説します。

マネープラン作成ステップ表

マネープランの作成には現状把握が欠かせません。
この記事の手順に沿って、あなたの資産状況を整理していきましょう。
記事の最後では、無料プレゼントの「資産状況確認シート」がダウンロードできますので活用してくださいね。

まずはじめに。 資産とは?

資産状況を把握するために、まずは「資産」が何を指すのか確認しておきましょう!

資産とは、

  • 現金、預金
  • 株式、投資信託
  • 債権
  • 不動産・土地 など

経済的な価値を持ち、将来的に売却や利益を生み出す可能性があるものを指します。
あなたがどのような資産を持っているか、一度確認してみましょう。

ステップ1 現金、預金額を確認する。

どんな資産があるか判ったら、さっそく資産状況の確認を進めましょう。

まずは現金・預金の総額を確認します。
ここでは、お家に眠っているタンス預金から、銀行や証券会社に預けている預金まで全てを洗い出します。
手元に通帳、またはインターネットバンキングを使用されている場合は口座アクセスに必要な物を準備してください。

人によっては複数の銀行口座をお持ちだと思います。
漏れなく、全ての口座の預金額を確認していきましょう!

この時、金額は1円単位まで細かく計算する必要はありません。
マネープランは万円単位で作成しますので、万円単位で確認していきましょう。

確認するもの

  • 銀行口座預金
  • ゆうちょ口座預金
  • 証券口座預金
  • 自宅に保管してある現金

以上を全て合算すれば、ステップ➀ 現金、預金額の確認は完了です。

ステップ2 金融資産高を確認する

株や投資信託、債券をお持ちの方は、これらの現在価値も確認します。

確認するもの

  • 証券口座 保有資産評価額

特定口座で運用している場合も、NISAで運用している場合も、全て同じ金融資産の枠の中で考えます。

また、株式の評価額は毎日変動しますが、本日時点の評価額を確認してください。
確定していない含み損益も含めた現在の評価額です。

マネープランは一度作成したら終了ではなく、定期的に見直すもの。
生活スタイルの変化や、資産状況の変化はその都度マネープランに反映します。
今現在の状況や希望に沿ったマネープランを作成するのであり、常に変化し続けるものと考えましょう。

一つの証券口座のみで運用されている場合は、口座情報やポートフォリオのサマリーページで確認できます。

全ての保有資産評価額を合算すれば、ステップ② 金融資産残高の確認は完了です。

ステップ3 住宅、土地等の不動産価値を確認する

住宅や土地等の不動産を所有されている場合、これらの現在評価額も確認します。

確認するもの

  • 住宅の評価額
  • 土地の評価額

住宅や土地も経済的価値のある大切な資産です。
今売却した場合、いくらの評価額となるのかこの機会に確認してみることをおすすめします。
不動産会社で本格的に資産してもらう必要はなく、目安額で大丈夫。

評価額算出には色々な手法がありますが、固定資産税評価額を基準に算定するのが判りやすいのではないでしょうか。
固定資産税評価額は、毎年受け取る納税通知書に同封の課税明細書で確認できます。

不動産評価額 = 固定資産税評価額 ÷ 0.7

全ての不動産評価額を合算すれば、ステップ③ 住宅、土地等不動産価値の確認は完了です。

ステップ4 すべての資産の評価額を合算する

ステップ1~3の確認が済んだら、あとは総額を計算するだけです。

あなたの資産総額 = ステップ1 + ステップ2 + ステップ3 (万円)

ステップ1~3で確認した金額を「資産状況確認シート」に記入すれば、簡単に資産総額が計算できます。

※資産状況確認シートの概観

シートは下記からダウンロードできます (無料です!)

これでマネープラン最初のステップが完了しました。

お疲れ様でした!

まとめ

あなたの金融資産額は想像していた通りでしたか?
それとも思ったより少なかった?多かった?

金融資産は、現金、預金の他に株式や不動産などお金に換金できる幅広い資産があります。
なんとなく貯金を頑張ってきた方も、一度ご自身の金融資産を確認して現状把握することをおすすめします。

想像より金融資産額が少なかった方は、続くステップで家計の収支確認を行うことでその原因を確認してみましょう。

想像より多かった方はとりあえず一安心されたかもしれませんね。
でもここで満足せず、実際にその金額が充分なのかどうか、続くステップでマネープランを作成し確認してみましょう。

以上

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